TTerpPrep
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ユーザーマニュアル

最終更新: 2026-10-29
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目次
Part 1 — はじめる
  1. アカウントを作る
  2. TerpPrepの考え方 — 案件と用語ライブラリ
  3. 最初の1件
  4. 画面の見取り図
  5. おまかせ・カスタム・フレックスの3つのモード
Part 2 — 準備する
  1. 資料を入れる
  2. 資料がない案件 — アジェンダから始める
  3. 用語集を仕上げる
  4. 背景ブリーフと資料要約
  5. べた訳
  6. マインドマップと「AIに聞く」
Part 3 — 本番で使う
  1. 本番用シート
  2. 用語を調べる(どの画面からでも)
  3. 読み上げ
  4. 暗記モード
Part 4 — ためる
  1. 案件を終える — 昇格仕分け
  2. 用語ライブラリ
  3. 取り込みと書き出し
  4. ノート — 調べたことを残す
Part 5 — 守秘とデータ
  1. 何が送られ、何がいつ消えるか
  2. 送らずに使う — 匿名化とAIなしモード
  3. アカウントの安全
Part 6 — プランと請求
  1. プランの確認・変更・解約
Part 7 — 困ったとき
  1. TerpPrepにできないこと
  2. よくある質問
  3. 問い合わせ
Part 1
はじめる
最初の30分で読むところです。ここだけ読めば1件は通せます。

1. アカウントを作る Sign up

登録画面でメールアドレスを入れると、パスワードを設定するためのURLがメールで届きます(招待を受け取った方は、その招待URLから同じように進めます)。URLを開いてパスワードを設定し、利用規約とプライバシーポリシーへの同意にチェックを入れると、アカウントが有効になります。登録から14日間はすべての機能をお試しいただけます。クレジットカードの登録は不要です。お試し期間のあとのプランは → 23. プラン。

最初のログインのあと、短い案内が2画面出ます——使い方のモード(→ 5.)と、表示名・言語ペア(日→英/英→日)です。どちらもあとから設定画面で変えられます。

2段階認証(推奨): 設定画面から、認証アプリを使った2段階認証をオンにできます(→ 22.)。クライアントの資料名や用語が入るアカウントなので、有効にしておくことをお勧めします。

2. TerpPrepの考え方 — 案件と用語ライブラリ Concepts

案件(Assignment) — 個々の通訳案件です。資料を入れて、用語集・ブリーフなどの成果物を生成する単位です。

プロジェクト(Project) — 案件をまとめる親フォルダです(任意)。数日にわたる会議や、同一クライアントの連続案件に。ダッシュボードの「新規プロジェクト」から作成し、プロジェクトのページで「このプロジェクトに案件を追加」を押すと、クライアント・タグが初期値として引き継がれた案件作成フォームが開きます(変更は自由)。単発の案件はプロジェクトなしで作れます。プロジェクトの下に作れるのは案件だけです(2026-08-20。「⚡直接入力から始める」は廃止)——資料は案件に入れるものなので、案件を作ってから「+ 入力追加」で入れてください。

用語ライブラリ(Glossary) — 案件をまたいで蓄積される、あなたの用語集です。2種類あります(2026-08-19に3種類から変わりました)。

案件を作るときにクライアントを選ぶと、そのクライアント専用の用語集と、そのクライアントに渡してある共有の用語集が合成されて参照されます(どの共有用語集を渡すかは、クライアント画面で一度決めれば以後ずっと効きます)。資料から抽出された用語のうち、既にあなたのライブラリにある語には ✓ が付き、過去の訳語が優先表示されます。使えば使うほど、次の準備が楽になる——これがTerpPrepの中心的な仕組みです。

ヒント: 同じ用語が複数の用語集に別の訳で存在する場合は、狭い方が勝ちます(クライアント専用の子 > クライアント専用 > 共有の子 > 共有)。クライアント社内の独自用語が業界標準と違う、というケースに対応するためです。
用語集は入れ子にできます(親子2階層まで・孫はありません)。親を渡せばその子も一緒に読まれますので、「ServiceNow」の下に「ITSM」「CMDB」を置いておけば、渡すのは親ひとつで済みます。

3. 最初の1件 Quick start

  1. ダッシュボードの「新規案件を作成」を押します。
  2. 案件名・実施日・形式(同時/逐次)を入力します。
  3. クライアント/製品を選択します(初めてのクライアントなら、その場で名前を入力して新規作成できます)。
  4. 用語集の選択はここにはありません(2026-08-19に廃止しました)。どの用語集を読むかはクライアントについての事実なので、クライアント画面で一度だけ設定します——同じクライアントの案件のたびに同じ質問に答える必要はありません。クライアントを設定しない案件は、共有の用語集をすべて参照します。
  5. 「作成」を押すと案件のページが開きます(2026-08-20から)。案件を先に登録しておいて、資料が届いてから入れることもできます。資料を入れるときは「+ 入力追加」から入力画面へ、投入して「次へ」(→ 6.)。
  6. 出力画面で、作りたいもの(用語集・べた訳・資料要約・背景ブリーフ)を選んで「実行」。選んだものが1回のバックグラウンド処理でまとめて生成されます(数分)。完了を待たずに案件ページへ戻れます。
  7. 用語集エディタで内容を確認・修正し(→ 8.)、Excel/CSVで出力するか、本番用シートを生成します(→ 12.)。追加の資料は案件ページの「入力追加」からいつでも投入できます。
終わった案件は片付けられます: 案件ページの「🗄 アーカイブ」を押すと、その案件は一覧から外れます。その場で消えるわけではありません——中身はそのままで、一覧上部の「🗄 アーカイブ済み」から開いて「元に戻す」でいつでも戻せます。
ただしアーカイブに置いたままの案件は、アーカイブから1年で削除されます。削除の1か月前にメールでお知らせし、削除予定日はアーカイブ一覧の各案件に表示されます。残したいものは「元に戻す」だけしてください(それだけで1年の計算はやり直しになります)。用語ライブラリに登録済みの用語は削除されません——用語は案件ではなくライブラリのものなので、案件が消えても残ります。消えるのは案件そのもの(その案件の用語リスト・ブリーフ・資料要約・べた訳)です。
資料の保持について、先にお読みください: アップロードした原文資料は、生成を実行するとすぐにサーバーから削除されます。実行しないまま置いた入力も24時間で自動削除されます。詳しくは 20. 何が送られ、何がいつ消えるか。

4. 画面の見取り図 Where things are

場所あるもの
ダッシュボード直近の案件、生成の進行状況、全用語集の横断検索バー、クライアントとプロジェクトの一覧(作成もここから)
案件(タブ)案件の一覧。案件そのものの検索(名前・メモ・クライアント名・タグ)と、形式・実施日での絞り込み。アーカイブ済みもここから開きます
ライブラリ(タブ)用語集のツリー(クライアント/共有)、インポート、エクスポート
会計(タブ)請求書の一覧と作成、会計ソフト用の売上仕訳CSV。Basic プランの機能のため、Free プランでは表示されません(作成済みの請求書がある場合は、見る・書き出す・削除するためだけに表示されます。→ 23.)
案件ページその案件の成果物(用語集・ブリーフ・要約・べた訳)と「入力追加」
画面右上 🔍用語を調べる窓。どのページからでも開きます(→ 13.)
右上のユーザーメニュー設定、データ処理方針、ログアウト

5. おまかせ・カスタム・フレックスの3つのモード Flow mode

資料を入れてから実行するまでの画面を、3つから選べます(設定 →「フローモード」、またはヘッダーのモード表示をクリック)。いつでも切り替えられ、切り替えても作った案件や用語集はそのまま残ります。

モード画面の見え方向いている人
✨ おまかせ選択肢を出さず、ファイルからは用語集と資料要約を、貼り付けたテキストからは背景ブリーフと用語集を作りますまず動かしたい方、毎回同じ使い方をする方
🛠 カスタムすべての選択肢(成果物の種類、相手言語版、Web検索、匿名化など)を毎回選べます案件ごとに作るものが変わる方
🔀 フレックス入力と出力を1つの画面に並べ、矢印でつないで実行します。どの資料からどの出力を作るかを選べ、資料は実行後も画面に残ります資料ごとに作るものを分けたい方、後から届いた資料を足していく方

このマニュアルはカスタムモードの画面で説明しています。おまかせモードでは、ここに書かれた選択肢の多くは画面に出ません。フレックスモードでは、同じ選択肢が出力ごとのパネルの中にあります(→ 下の「フレックスモード」)。

おまかせモードでは、べた訳は作られません。背景ブリーフも、ファイルからは作られません(作られるのはテキストを貼り付けたときだけで、そのときは資料要約の代わりになります)。アジェンダがファイルで届いた場合は、その文章を「テキスト」に貼り付けてください。
べた訳や、資料からの背景ブリーフが必要なときは、設定画面の「フローモード」でカスタムモード(またはフレックスモード)に切り替えてください。切り替えても、作った案件や用語集はそのまま残ります。

フレックスモード

案件ページの「+ 入力追加」を押すと、フレックスモードでは「入力と出力」の画面が開きます。左に入力、右に出力が並び、その間を矢印でつないで「実行」を押します。

  1. 入力を足す — 左の「インプット」に、ファイル・貼り付け・Webページ(URL)・撮影した写真・案件メモを追加します。圧縮と匿名化は、カスタムモードの入力画面と同じように使えます(→ 6.)。
  2. 矢印でつなぐ — 入力の右端の ● を、作りたい出力(用語集・資料要約・ベタ訳(レイアウト保持)・ベタ訳(対訳)・背景ブリーフ)へドラッグします。ドラッグしにくいときは、各入力のボタンから出力を選んでもつなげます。1つの入力を複数の出力へ、複数の入力を1つの出力へつなげます。矢印をクリックして選ぶと「この矢印を外す」で外せます。
  3. 出力ごとに設定する — 用語数、ブリーフのモードや「入力の扱い」(資料として読む/アジェンダとして展開する)、べた訳の訳す方向や形式などは、それぞれの出力パネルの中で選びます。
  4. 実行する — ページは移動しません。この画面のまま待てて、終わったものから「内容を見る」で開けます。矢印のない出力は実行されません。
出力つないだ入力の使われ方
用語集つないだ入力をまとめて1回で抽出し、案件の用語集に追加します
資料要約・べた訳つないだ入力1つにつき1件、それぞれの設定で作ります(貼り付けと案件メモのべた訳は対訳スクリプトになります)
背景ブリーフつないだ入力すべてを読んだ1本を作ります
資料が画面に残ります。おまかせ・カスタムでは資料は実行した時点で削除されますが、フレックスではアップロードから24時間(または「すぐに削除する」を押すまで)残ります。矢印をつなぎ直して「もう一度実行」でき、あとから届いた資料を足して、用語集や背景ブリーフにまとめてつなぐこともできます。
作ったものは、各出力パネルの「これまでに作ったもの」と、案件ページに並びます。
実行できないつなぎ方:
・べた訳は用語集を使います。用語集にもつなぐか、先に用語集を作ってください。つないでいないと、べた訳は飛ばされます。
・「アジェンダとして展開する」背景ブリーフは、資料要約・べた訳と同じ実行に入れられません。別々に実行するか、「資料として読む」にしてください。
・画像・写真はアジェンダとして展開できません。
Part 2
準備する
資料を入れてから、ブースに持ち込むものができるまで。

6. 資料を入れる Input

入力画面では、次の3つの方法で資料を投入できます。

方法受け付けるもの
📁 ファイルPDF / PowerPoint(.pptx)/ Word(.docx)/ Excel(.xlsx・.xls)/ テキスト / 字幕ファイル(.vtt・.srt)
📝 テキスト貼り付けアジェンダ、メール本文、書き起こしなど
🔗 URLウェブページ(本文のテキストを読み取ります。ページのタイトルが資料名になります)。複数可——「+ URLを追加」で欄を増やすか、1つの欄にカンマ・セミコロンで区切って貼り付け

ファイルは何回かに分けて選んでも足されていきます。間違えて選んだものは、一覧の右の✕で1件ずつ取り消せます(全部やり直すときは「ファイル選択をクリア」)。

動画を資料にしたいとき: 動画のページ(YouTubeなど)のURLは受け付けません——本文として取れるのは周辺の説明文だけで、話されている内容は入らないためです。字幕ファイル(.vtt / .srt)を保存してアップロードしてください。字幕の重複行はまとめられ、タイムコードは除かれます。

大きすぎてアップロードできないとき — 圧縮

「📁 ファイル」を選ぶと、「アップロード前に圧縮」というトグルが表示されます(既定でオン)。オンにして「📉 圧縮」を押すと、あなたのブラウザの中だけで、PowerPointの埋め込み動画を削除し、画像を縮小します。圧縮のためにファイルがどこかに送られることはありません。

画質を落として大丈夫なのか: TerpPrepが資料から読み取るのは文字だけです。動画も画像も、用語集・ブリーフ・べた訳・資料要約のどれにも使われません。そのため動画を削除し画像を縮小しても、生成される結果は変わりません。

対応するのは .pptx / .docx / .xlsx です(PDF・テキストは対象外で、そのままアップロードされます)。動画の削除はPowerPointのみです。小さくならなかったファイルは元のまま使われます。

そもそも送りたくないとき

アップロードそのものを避ける選択肢が2つあります——匿名化(伏字にしてから送る)とAIなしモード(送らない)。21. 送らずに使うをご覧ください。

7. 資料がない案件 — アジェンダから始める Agenda

資料が直前まで届かない案件では、アジェンダ(議題のテキスト)を貼るだけで準備を始められます。

  1. 入力画面でテキストを選んで議題を貼り付けます(英語でも日本語でも可)。アジェンダがWordファイルなどで届いた場合は、ファイルのまま投入しても構いません。
  2. 出力画面でアジェンダコースを選びます(テキスト入力なら最初から選ばれています)。背景ブリーフと用語集を選んで実行すると、AIが議題の背景解説(ブリーフ)を生成し、そこから用語集も作られます(画面の矢印はこの順序を表しています)。
  3. ブリーフのパネルでは「Web検索で最新情報を補完」(オプトイン・既定はオフ)も選べます。モデルが知らない直近の情報を取り込みたいときにお使いください。
ご注意: この方法で作られるブリーフ・用語集は、クライアントの実資料ではなくAIの一般知識に基づきます。分野の用語体系を押さえるには有効ですが、固有の事実(数値・組織名・製品の詳細)は本番前に必ずご確認ください。

自分でプロンプトを書く

ブリーフのモードで「カスタムプロンプト」を選ぶと、その下に入力欄が現れます。欄は空で開きます——ここに書くのは指示だけで、投入した資料はその指示が適用される素材として一緒に送られます。「この資料から想定問答を作って」「登壇者ごとに論点を整理して」のように使えます。

出力はテキストです。音声・動画・画像や、Excel・PowerPointなどのファイルは生成できません。指示にそれらが含まれていた場合は、できる部分を書いたうえで、末尾に一行その旨が付きます。音声が必要なときは、生成後の画面の「読み上げ」をお使いください(→ 14.)。

8. 用語集を仕上げる Glossary editor

案件の用語集画面には、参照しているすべての用語集の語がひとつの表にまとめて表示されます。生成された用語集は叩き台です。プロの目で直した内容こそが、次の案件に効くあなたの資産になります。

用語集エディタの上部ツールバー。左から所属のドロップダウン、🔗グループ化、🖍マーカー、右端に削除ボタン。
用語集エディタのツールバー。行を選ぶと有効になります。

所属と「登録あり」

各行の所属列には出どころのバッジが付きます: クライアント名 共有の用語集名 この案件のみ・新出。📚列(=登録あり)のチェックは、その語があなたの用語ライブラリに登録済みであることを意味します。

幅の狭い列は見出しをアイコンにしています——📚は登録あり、#は登場回数(資料中に何回出てきたか)、★は重要度、🔗はグループ、🗑は削除です。見出しにマウスを乗せると正式な名前が出ます。

ソース列には、その用語がどの資料から出てきたかのファイル名が入ります(空欄は、資料中に見つからずAIが提案した語です)。

表示と並べ替え

編集

複数行をまとめて操作する

行左端のチェックボックスで複数行を選択できます(Shift+クリックで範囲選択)。表の上のツールバーから、次の操作ができます。

マーカーを引いた語は、重要度が「高」でなくても本番用シートに載ります。マーカーは「この案件では絶対に必要」という手作業の判断なので、重要度の設定より優先されます。

9. 背景ブリーフと資料要約 Brief & summary

この2つは、内と外の両側から案件を押さえるための対です。

背景ブリーフ資料要約
書くこと資料に書かれていないこと(業界動向、登場する企業・製品の位置づけ、想定問答)資料に書かれていること(全体要旨、セクションごとの要点、文脈付きの数値・固有名詞一覧)
もとAIの一般知識。資料は論点を掴むために読むだけで、引用はしませんアップロードした資料そのもの
保存アジェンダコース: 削除するまで保存
資料コース: 7日で自動削除
7日で自動削除

ブリーフの末尾には「通訳者向け要注意点」が付きます。一般背景ではなく、固有名詞に紐づく意外な事実(資本関係、直近の変化、その企業固有の事情など)を優先して拾う欄です。

どちらも固有の事実(数値・組織名・製品の詳細)は本番前にご確認ください。1案件あたりの保存本数には上限があります(表示・編集はいつでも可能)。

保存と印刷

言語スイッチの横のボタンから印刷できるほか、PDF・DOCX・テキストで保存できます(ボタンの並びは両画面で同じです)。いずれもそのとき表示している版(メイン言語/相手言語/対訳)がそのまま出力されます。PDFは見出し・箇条書きを整えたA4レイアウトなので、ブースに紙で持ち込む場合はこちらが読みやすくなります。

相手言語版・対訳

ブリーフと資料要約は、メイン言語だけでなく案件のもう一方の言語でも作れます。出力画面の各パネルで「〇〇語版も作成する」にチェックを入れてください。作成後は画面上部の切替でメイン言語 / 相手言語 / 対訳を自由に行き来できます(対訳は段落ごとに左右に並びます)。

10. べた訳 Draft translation

資料の全訳ドラフトを、あなたの用語集と一貫した訳語で生成します。出力形式は2つから選べます。

出力形式内容用途
翻訳版ファイル(レイアウト維持)本文を訳文に差し替えた資料のコピー(PPTX / DOCX / Excel)。PPTXはスピーカーノートの翻訳も選べます投影スライドや配布資料に沿った内容把握
対訳原稿(DOCX)原文/訳文の2列ドキュメントブースでそのまま読む対訳原稿

対訳原稿は、ダウンロードせずに「プレビュー」から画面で読めます(翻訳版ファイル形式にはありません——原文を保存していないため、並べて表示できないからです)。

べた訳で同時通訳の練習をする

べた訳のプレビュー画面では、読み上げが原文の列だけを通しで読み、原文が終わったところで停止します。訳文は、もう一度再生を押すまで読まれません。

  1. ⚙ で「各行の後のブレーク」を選びます(なし / 1・2・5・10秒)。
  2. 読み上げを開始し、原文を聞きながら訳します。ブレークの間が、直前の行を訳し終えるための時間です。
  3. 原文が終わって停止したら、再生を押すと訳文の列が読まれます。ご自分の訳と照らし合わせてください。

べた訳の品質(2026-08-21)

べた訳は標準モデルで作られます。設定 → AIモデルで「高品質」を選ぶと、日本語がより自然になります(時間は少し長くかかります)。べた訳だけの設定です。高品質はべた訳の上限の中で作れます(別枠ではありません)。上限に達した場合もべた訳は作られ(標準モデル)、べた訳の画面にその旨が出ます。

11. マインドマップと「AIに聞く」 Mind map & Ask

マインドマップ

ブリーフと資料要約の下にある「マインドマップを作成」を押すと、その内容を1枚の図に描き起こします。箇条書きをそのまま図にするのではなく、ブースで実際に口に出す語まで短くまとめるので、全体の構造を一目で掴めます。A4で印刷できるほか、SVG / PNG で保存できます。

AIに聞く

ブリーフと資料要約の画面には「💬 AIに聞く」があります。読んでいて分からなかったところを、その場で追加質問できます。

Part 3
本番で使う
当日、ブースと移動中のための機能です。

12. 本番用シート Live sheet

重要度「高」の用語・固有名詞の読み・数字を、現場持ち込み用のA4に凝縮したシートです。用語集の編集が終わってから生成すると効果的です。用語集画面の「🖨 本番シート」から開きます。

本番用シートの設定バー。掲載範囲、並び順、説明の表示(なし/1言語/両方の言語)、段組み、向き、文字サイズ。
本番用シートの設定。変えたら「更新」を押します。

13. 用語を調べる(どの画面からでも) Term lookup

「この単語、前にどう訳したっけ」は、別のものを読んでいる最中に出てくる問いです。画面右上の「🔍 用語を調べる」から、その場で調べられます——ライブラリのページまで行って戻ってくる必要はありません。

用語を調べる窓。検索欄の右に「✨ AI」と「📂 案件」の2つのチェックボックス、下に検索結果。
用語を調べる窓。タイトルバーをつかんで好きな場所に置けます。

14. 読み上げ Read aloud

移動中や手が離せないときに、「ながら聞き」で下読みできます。ブリーフ・資料要約・べた訳の各画面の「読み上げ」ボタンから始められます。

守秘義務について: 既定では端末内蔵の音声だけを使うため、読み上げのためにテキストが外部に送られることはありません。設定画面で「ネットワーク音声を使う」をオンにした場合のみ、選んだ音声の提供元(Googleなど)のサーバーへ読み上げるテキストが送られます。その場合も文章全体が一度に送られるのではなく、読み上げの単位ごとに区切られた短い断片が、そのつど個別に送信されます。

15. 暗記モード Practice

用語集画面の「用語を暗記する」から、カード形式で用語を覚えられます。AIは使いません(画面の中だけで動きます)。

用語ライブラリの各用語集ページからも同じように始められます(案件に紐づかない、分野ごとの復習に)。

Part 4
ためる
1件ごとの準備を、次の案件のための資産に変えるところです。

16. 案件を終える — 昇格仕分け Promotion

案件が終わったら、新出の用語をライブラリに仕分けます。これがTerpPrepで一番大切な習慣です。

仕分け先使いどころ
クライアント用語集へそのクライアント・製品に固有の用語(製品名、社内用語)
共有の用語集へ分野で汎用的に使える用語。AIの推定分野を選ぶと、その名前の共有用語集が自動で作られます
この案件のみこの案件でしか使わない語(登壇者名、一回限りの言い回しなど)。ライブラリには入りません。この案件が読む用語集に登録済みの語をこれに変えると、その用語集から外れます。案件が読まない用語集の語は残ります

仕分けは所属列のドロップダウンで選びます(AIのおすすめには★が付いています)。選んだ時点でその語はライブラリに登録されます。同じ所属にまとめたい語が複数あるときは、左のチェックボックスで行を選び、表の上の「所属」ドロップダウンで一度に指定できます。

ライブラリに残す価値のない語は、行の削除で表から消してください。全部をライブラリに入れないことがコツです——ゴミが混ざるとライブラリの質が下がります。

案件の画面が言うこと(2026-08-20)

名前のきまり(2026-08-20)

17. 用語ライブラリ Library

クライアント画面

クライアントは「誰のための仕事か」という記録です。ダッシュボードの左側にクライアントの一覧があり(タブはありません)、名前を押すとその画面が開きます。新規作成はその上の「+ 新規クライアント」から。

用語集と匿名用語集はこの画面にはありません(2026-08-21から)。ライブラリのツリーが同じことを別の並べ方で言っていたためです——並べ替えられるのはツリーの方なので、そちらに一本化しました。ライブラリでクライアントの枝を見ると、そのクライアントの用語集・読んでいる共有用語集・匿名用語集がすべて並んでいます。

匿名用語集(伏字辞書)

資料をアップロードする前に伏せる語の一覧です。2026-08-21から独立したページになり、クライアントごとに何冊でも持てるようになりました。

すべての用語(仕分けの机)

ライブラリの「すべて見る」から、あなたの全用語集を横断した1枚の表を開けます(2026-08-21から、入口はライブラリだけです——並べ替える相手の棚がある場所なので)。

18. 取り込みと書き出し Import & export

手持ちの用語集を取り込む

ライブラリ画面の右上「インポート」から、これまでに作りためた用語リスト(Excel / CSV / テキスト)を取り込めます。ファイルはドラッグ&ドロップでも指定できます。

読み取り方を3つから選べます。どれを選んでも読み取る用語は同じで、違うのは列の扱いと空欄を埋めるかどうかだけです。

書き出し

GoogleカレンダーやOutlookから案件を作る(2026-09-06、Outlook は 2026-10-29)

GoogleカレンダーやOutlookの予定表に入っている予定を、そのまま案件として立てられます。TerpPrepがカレンダーを読むのは、あなたが取り込み画面を開いたときだけで、案件になるのはあなたがチェックした予定だけです。裏で同期したり、勝手に案件が増えたりすることはありません。

手順(最初の1回)— Googleカレンダーの場合

  1. Googleカレンダー(PCのブラウザ)で、右上の歯車 → 設定 → 左の一覧から対象のカレンダーを選ぶ → 「カレンダーの統合」 → 「iCal形式の非公開URL」をコピーします。
    ⚠️ このURLを知っている人は誰でもそのカレンダーを読めます。パスワードと同じように扱ってください。漏れたと思ったら、同じ画面の「非公開URLをリセット」で古いURLは無効になります。
  2. TerpPrepの設定 → カレンダー(Google / Outlook) にそのURLを貼り付けて保存します。保存後は末尾の数文字だけが表示されます。

手順(最初の1回)— Outlookの場合

  1. Outlook on the web(ブラウザの Outlook)で、右上の歯車 → 予定表 → 「共有の予定表」 → 「予定表を公開する」で、対象の予定表と「すべての詳細を表示可能」を選んで公開し、表示された ICS のリンクをコピーします。
    「空き時間情報のみ表示可能」で公開すると、予定の件名が出ません。⚠️ このリンクも、知っている人は誰でも予定表を読めます。やめるときは同じ画面で公開を停止すると、古いリンクは使えなくなります。会社の Microsoft 365 では、管理者が公開を止めていることがあります。
  2. TerpPrepの設定 → カレンダー(Google / Outlook) にそのリンクを貼り付けて保存します。

受け付けるのは https://calendar.google.com/・https://outlook.office365.com/・https://outlook.live.com/ で始まるアドレスだけです。

カレンダーは5つまで設定できます(仕事用・エージェントの共有カレンダーなど)。それぞれに名前を付けておくと、取り込み画面で予定ごとにどのカレンダーのものかが出ます。読み込めないカレンダーがあっても、ほかのカレンダーの予定は並びます。

手順(案件を作るたび)

  1. 案件リスト → カレンダー(月間ビュー)を開き、右上の 「📥 カレンダーから取り込む」を押します。
  2. 今日以降の予定が日付順に並びます。案件にしたい予定にチェックを入れ、「選択した予定から案件を作成」を押します。
  3. 予定の件名が案件名、日付が案件の日付になります。クライアント・言語ペア・モードなどは、できあがった案件の画面で設定してください。

知っておくこと

19. ノート — 調べたことを残す Notebook

調べたことや、クライアント・案件について覚えておきたいことを残す場所です。上部の「ノート」タブから開きます(スマホではトップページの「ノート」)。

保存できるのはテキストと、Web ページの本文だけです。ファイルや画像は保存しません。

書く

Web ページをクリップする

  1. 一覧の上にある欄にページのアドレスを入れて、「🔗 ページをクリップ」を押します。
  2. ページの本文のテキストが取り出され、ノートの入力画面に入ります。この時点ではまだ何も保存されていません。
  3. 取り出された内容を確かめ、要らない部分(メニューや広告の文など)を削ってから「保存」を押します。取得元のアドレスと日付が一緒に残ります。

クライアント・案件に結びつける

探す・整理する

書き出す・消す

上限とプラン

ここはあなた自身のノートの置き場です。クライアントから預かった資料そのものは、ノートではなく案件の入力に入れてください。資料は生成のあとに消えますが、ノートは消えません。
ノートは暗号化して保存され、保存しただけで AI に送られることはありません(→ 20.)。
Part 5
守秘とデータ
クライアントに聞かれたときに、そのまま答えられるように書いてあります。

20. 何が送られ、何がいつ消えるか Your data

もの保持
アップロードした原文資料生成の実行と同時に削除。入力画面から出力画面までの間だけ、暗号化して一時保持されます
実行しないまま置いた入力24時間で自動削除
べた訳・資料要約・資料コースのブリーフ7日で自動削除(実質的に資料そのものであるため)
アジェンダコースのブリーフ削除するまで保存
用語集・用語ライブラリ・クライアント名暗号化して保存。あなたが消すまで残ります
ノート(書いたテキストと、クリップした Web ページの本文。→ 19.)暗号化して保存。あなたが消すまで残ります。保存しただけでは AI に送られません
「AIに聞く」の会話保存しません(ページを閉じると消えます)

より詳しい方針はデータ処理方針のページにまとめてあります。ログインせずに開ける公開ページなので、クライアントやエージェントにそのままお見せいただけます。

送る前に、毎回確認したい場合

設定 → データとプライバシーの「AIに送る前に確認する」をオンにすると、実行のたびにどのファイルが、どれだけの大きさで、どこへ送られるかが表示され、あなたが「送信」を押すまで止まります。

同じ画面の「べた訳と資料要約をダウンロード後に削除する設定を既定にする」をオンにすると、7日を待たずにダウンロードした時点で消える状態が既定になります(1回ごとに変更もできます)。

すでに作ってしまったものは、べた訳・資料要約の画面にある「すぐに削除する」で、7日を待たずにその場で消せます(元に戻せません。必要なものは先にダウンロードしてください)。

21. 送らずに使う — 匿名化とAIなしモード Without uploading

NDAの厳しい案件のために、2つの選択肢があります。

① アップロード前の匿名化(伏字)

クライアント名や固有名詞を、あなたのパソコンの中で伏字にしてから送ります。伏字にする前の資料は、 TerpPrepのサーバーにもAIにも、一度も届きません。

「届かないようにしている」のではなく、届く場所が存在しません——伏字前の資料を受け取る入口を、 サーバーに作っていないからです。これは設定ではなく、作りです。

TerpPrepはもともと、資料の原文を生成が終わった瞬間に削除し、成果物(べた訳・資料要約・資料コースのブリーフ)も 7日で消し、用語集だけを暗号化して残す作りです(→ 20.)。それでも「クライアント名が一度でも サーバーを通るのは困る」という案件はあります。匿名化はその一段手前の守りで、サーバーを通る前に消します。

しくみ

  1. 匿名用語集(伏せたい語の一覧)を、クライアントごとに作ります。
  2. 資料を選ぶと、ブラウザの中でその語を [COMPANY-1] のようなプレースホルダーに置き換えます。
  3. 置き換えた結果をプレビューで確認してから、「次へ」で送ります。伏字前のファイルは、あなたのパソコンから出ません。
  4. AIには「[COMPANY-1] はプレースホルダーなので、そのまま保持すること」と指示されます。 成果物にはプレースホルダーがそのまま残ります(→ 下の「成果物の見え方」)。

使い方① 匿名用語集を作る(ライブラリ)

使い方② 資料を入れるときに「匿名化」→「次へ」の2段階

  1. 入力画面(またはフレックスの準備パネル)でファイルやテキストを選び、「匿名化してからアップロード」をオンにします(既定はオフ)。 パネルに適用中の辞書の名前と語の一覧が出ます。ここで語を足すこともできますが、その回限りで辞書には保存されません (辞書そのものはライブラリで編集します)。
  2. 「🛡 匿名化」を押します。ブラウザ内で置換が走り、種別ごとのヒット数と伏字後の中身がプレビューに出ます。 この時点ではまだ何も送信されていません。
    あわせて、資料に埋め込まれた画像・動画・貼り付けオブジェクト(Excelなど)、およびプレビュー用サムネイルの中身が空になります (件数が表示されます)。伏字は文字を置き換える仕組みなので、顧客リストのスクリーンショットのような画像の中の情報には手が届きません。 生成は本文テキストしか使わないので、成果物の内容は変わりません。
  3. 内容を確認します。
    • 貼り付けテキストは全文がそのまま表示されます。ファイルは「テキストを表示」で中身を確認できます (PowerPointやWordは中身が直接見えない形式なので、必ずご確認ください)。
    • 「次の語がファイル内に残っています」という警告が出た場合は、必ず対処してください。 伏字にできない場所(シート名・数式・ファイルのプロパティなど)にその語が残っています。元のファイル側で直すか、別のインプットをお使いください。
    • 「⬇ 伏字後のファイルを保存」で、伏字後のファイルを手元にダウンロードできます。TerpPrepにアップロードせず、このファイルだけを別の用途に使うこともできます。
  4. 問題なければ「次へ」を押します。伏字後のデータだけがアップロードされ、出力画面に進みます。 「匿名化」を押すまで「次へ」は押せません。語や資料を変えるとプレビューは破棄され、確認していない内容が送られることはありません。
圧縮(→ 6.)と併用するときは「圧縮」→「匿名化」の順です。圧縮すると、それまでの伏字結果は破棄されます。

使い方③ 送ったあと

照合のしくみ — 語はどう見つかるか

匿名化の中身は「文字列の検索と置換」です。ただし単純な置換ではなく、次の規則で動きます。

1. 語ごとに検索パターンを作る。登録した語は、内部で正規表現(文字列のパターン照合)に変換されます。

語の種類作られるパターン意味
英数字で始まり・終わる語(ServiceNow、PS、ACME2026)\bServiceNow\b 単語の境界つき。PS は collapse の中には当たらない
日本語など(大国、ヘリオス精密)大国 境界なしの部分一致。「大国」は「大国第3ライン」にも当たる(日本語には単語の切れ目が無いため)
混在(第3ライン、Model-X)端が英数字の側だけに境界 「英数字の端にだけ境界を付ける」という1つの規則で、上の両方の振る舞いが出る

2. 正規表現の語も登録できる。CSVの isRegex 列を true にすると、その語はそのまま正規表現として使われます(境界は付きません)。

書きたいこと登録する正規表現
ACME と ACME Corp と ACME Corporation をまとめてACME( Corp(oration)?)?
AB-1234 型の製品番号すべてAB-\d{4}
田中・田中様・田中さん田中(様|さん)?

壊れた正規表現(( が閉じていない等)はその語だけ飛ばして続行します。1つの書き間違いで資料全体が匿名化されない、という事故を避けるためです。

3. クイックパターン。「数字・メール・電話・URL」は、あらかじめ用意された正規表現です(Document Anonymiser と同じ)。

名前パターン置き換え
数字\d[\d,.]*[NUMBER]
メール[a-zA-Z0-9._%+\-]+@[a-zA-Z0-9.\-]+\.[a-zA-Z]{2,}[EMAIL]
電話[\+\d][\d\s\-\.\(\)]{5,}[\d\)](数字か ) で終わる。後ろの空白を食べない)[PHONE]
URLhttps?://[^\s<>"]+[URL]
「数字」は年号・ページ番号・箇条書きの番号も伏字にし、資料要約の数値一覧や用語集の数値情報が機能しなくなります。 金額だけを個別に登録するなど、使い分けをおすすめします。使うときはプレビューで確認してください。

4. 1回の走査で、左から、長い方を優先。すべての語のパターンを元の文に対して一度に当て、見つかった位置を左から順に埋めます。 重なった候補は、同じ位置なら長い方が勝ち、同じ長さなら登録順です。 語を順番に置換していくと、後の規則が前の規則が入れたプレースホルダーの中に当たります——「数字すべて」が [COMPANY-1] の 「1」を拾って [COMPANY-[NUMBER]] にしてしまい、AIに「そのまま保持せよ」と指示しているプレースホルダーの体系が壊れます。 1回の走査なら、置換の結果を再び読むことがありません。長い方を優先するのは、03-1234-5678 を「電話」が丸ごと1つに置き換えるためです (「数字」が先だと [NUMBER]-[NUMBER]-[NUMBER] に刻まれます)。

5. 書式で分割された語をつなぐ(PowerPoint/Word/Excel)。Officeのファイルは、文の途中で書式が変わるたびに文字列が別の断片に分かれます。 Service を太字、Now を普通の字にすると、ファイルの中では2つが別々の箱に入っていて、そのままでは ServiceNow に当たりません。 匿名化は段落ごとに断片を一度つないでから照合し、置換後の文を先頭の箱に戻します。見た目の書式は先頭の断片のものになります。

6. プレースホルダーの付け方。語を登録すると、種類ごとに [COMPANY-1] [COMPANY-2] [PERSON-1] …と 番号つきの置き換え先が提案されます(同じ種類の中で最大の番号+1)。角括弧つきにしておくのは、抽出・翻訳を通っても崩れない形だからです。 同じ語には同じ置き換え先が入ります(1語=1プレースホルダー)。逆に、ServiceNow と「サービスナウ」を別々に登録して両方 [COMPANY-1] にすれば、AIから見れば同じ会社です——そうしたいときは、置き換え先を自分で揃えてください。

7. 置換のあとの残存語チェック。置換が終わったファイル全体(本文以外の部品も含む)を、登録した語(正規表現でない語)でもう一度検索します。 見つかれば「次の語がファイル内に残っています」として警告に出ます。シート名や文書のプロパティのように、置換の対象外の場所に語が残ったときに 気づくための仕組みです。

何が伏字になるか

対象扱い
登録した語置き換え。英語は単語単位、日本語は部分一致(上の表のとおり)
クイックパターン数字・メールアドレス・電話番号・URLを一括で伏字にする選択肢(既定はオフ)
PowerPointスライド本文+発表者ノート。書式で分割された語も結合して置換
Word本文+ヘッダー/フッター
Excelセルの文字列・コメント・グラフのラベル・テキストボックス・数式の計算結果。ふりがなは、元の文字列が伏字になった場合に自動で削除 (読みから元の名前が分かってしまうため)。⚠️ シート名・数値セル・数式そのものは対象外(シート名を変えると数式の参照が壊れ、数値を文字に替えると集計が壊れるため)
PDFテキストを取り出して伏字にし、テキスト(.txt)として送ります(PDFそのものは書き換えません)。レイアウト・画像・表組みは保持されませんが、 TerpPrepはもともとPDFから文字だけを読み取っており、べた訳もPDFは対訳原稿になるため、結果は変わりません
旧形式(.doc / .xls)PDFと同じくテキスト化。.doc は匿名化オンのときだけ使えます(オフのときはファイル選択に出ません)
埋め込み画像・動画中身を空にします(1×1の画像に置き換え)。スライドに貼られた顧客リストのスクリーンショットは、文字の置換では守れないため。 生成は本文テキストしか使わないので、失うものはありません

対応するのは PPTX / DOCX / XLSX / PDF / .doc / .xls / テキスト(貼り付け・.txt)です。パスワード保護されたファイルは読み取れません。

何が伏字にならないか

成果物の見え方

クライアントに説明する資料としては、データ処理方針が、資料がどこへ行き、いつ消えるかを図で説明しています。印刷して渡せます。

② AIを使わずに用語集を作る

①が「アップロードするための準備」だとすれば、こちらはそもそもアップロードしない選択肢です。

  1. 案件ページの生成セクションで「資料から追加」を開き、資料を選びます。
  2. モードの選択で、✨「AIで作成」ではなく🔒「ライブラリ照合のみ(AIなし)」を選んで開始します。

資料はお使いのブラウザの中だけで読み取られ、あなたの用語ライブラリと突き合わされます。資料に出てきた語が、あなたが決めた訳語のまま案件用語集に入ります。サーバーに送られるのは「どの用語が当たったか」という用語のIDだけで、資料の中身は一文字も外に出ません。AIを呼びません。

このモードができるのはすでにライブラリにある用語を拾うことだけです。新しい用語を見つけたり、訳語を提案したりはしません。ライブラリが育っているほど効くモードで、最初の案件ではほとんど拾えません。「AIありで作った資産を、AIなしで使い回す」ための機能とお考えください。

22. アカウントの安全 Account security

見た目を変える

設定 →「外観」から、配色と文字サイズを選べます。設定はアカウントに保存されるので、事務所のPCでもブースのノートPCでも同じ見た目になります。

Part 6
プランと請求
金額と各プランの内容は料金プランのページにまとめています。ここには操作だけを書きます。

23. プランの確認・変更・解約 Plan & billing

設定 →「プランと支払い」に、次のものが並びます。

領収書は自分で取れます。「支払いの管理」に、過去の請求分の請求書と領収書のPDFが並びます。お支払いのたびにメールでも届きます。宛名を屋号や会社名にしたいときは、同じ画面の請求先情報を変更してください(変更後に発行されるものに反映されます)。なお当方は免税事業者のため、適格請求書(インボイス)の発行はできません——登録番号は記載されません。
解約してもデータは消えません。有料プランを解約すると無料プランに戻りますが、それまでに蓄積した用語ライブラリ・案件は削除されません。閲覧・検索・エクスポートは期限なくお使いいただけます(新しく作れる案件の数だけが無料プランの範囲に戻ります)。

会計タブ(請求書)とプラン

請求書の作成は Basic プランの機能です。そのため Free プランでは、ヘッダーに「会計」タブが表示されません。

同僚を招待する

同じ画面から、同僚をメールで招待できます。招待した方が有料プランに移ると、あなたの1ヶ月と、その方の初月が割引になります。件数に上限はありません。

Part 7
困ったとき
先に「できないこと」を置いてあります。多くの問い合わせがここで解決します。

24. TerpPrepにできないこと What it cannot do

仕様上できないことです。設定や使い方では回避できません。回避策がある場合は併記しています。

できないこと回避策
画像になっている図表を読むこと。論文などで表やグラフが画像として貼られている場合、その中の文字はTerpPrepからは見えず、用語集・資料要約・べた訳のいずれにも反映されません(該当ファイルには入力画面で警告が出ます。処理自体は止まりません)表の内容をテキストとして貼り付けてください
複雑なレイアウトのPDFを正しい順序で読むこと。2段組は判別しますが、3段組や段をまたぐ図表の多い資料では読み順が乱れる場合があります該当箇所のテキストを貼り付けてください
旧形式の .doc を通常どおり受け取ること(.xls は対応済み).docx で保存し直すか、匿名化をオンにしてください(→ 21.)
音声・動画・画像や、Excel・PowerPointなどのファイルを生成すること。カスタムプロンプトで指示しても作れません(出力はテキストです)音声は読み上げ(→ 14.)を、資料の形を保った訳文はべた訳の翻訳版ファイル(→ 10.)をお使いください
動画ページ(YouTubeなど)のURLから話された内容を取ること字幕ファイル(.vtt / .srt)を保存してアップロードしてください
日本語・英語・フランス語・韓国語・スペイン語以外の言語で作業すること(言語ペアは設定の「言語」から追加できます。追加ペアは1ペアにつき月990円)ご要望をお寄せください
パスワード保護されたファイルを開くこと保護を外して保存し直してください
削除された資料を後から見ること。原文資料は生成と同時に、べた訳・要約は7日で消えます必要なものはダウンロードして保管してください(→ 20.)

このほか、1ファイル・1案件の分量、べた訳や再生成の回数などに上限があります。プランごとの数字は料金プランのページをご覧ください。

25. よくある質問 FAQ

Q. 生成が終わりません / 失敗しました

資料が大きい場合は数分かかります。完了を待たずに他のページへ移動して構いません(終わると画面右下に通知が出ます)。失敗した場合は再生成をお試しください。繰り返し失敗する場合は、対象ファイルの種類・サイズを添えてご連絡ください。

Q. 抽出された用語や訳語が微妙です

生成は叩き台です。エディタで修正してください——修正した訳語はライブラリに蓄積され、以後の案件とべた訳に反映されます。「拾ってほしい語が拾われない」「余計な語ばかり拾う」といった傾向は、ぜひお知らせください。

Q. アップロードが拒否されます

ファイルサイズまたは案件の合計分量が上限を超えています。まずアップロード前の圧縮(→ 6.)をお試しください——動画入りのPowerPointは、これだけで数分の1になることがあります。それでも収まらない場合は、重要なページを抜粋してアップロードしてください(意図的に、切り詰めて黙って処理する仕様にはしていません)。

Q. 過去の案件の資料をもう一度見たい

原文資料は生成後に削除されるため、TerpPrep上には残っていません。成果物(用語集・アジェンダコースのブリーフ)は案件に保存されています。

Q. 用語集を直したのに、次の案件に反映されません

案件の用語集エディタでの修正はその案件だけに効きます(クライアント固有の訳し分けのため)。ライブラリ側の訳語を変えるには、用語の詳細ページで編集してください(→ 8.)。

Q. パスワードを忘れました

ログイン画面の「パスワードをお忘れですか?」からメールアドレスを入力してください。ご登録のアドレス宛に、パスワードを再設定するURLが届きます。数分待っても届かない場合は迷惑メールフォルダをご確認ください。

Q. 認証アプリを機種変更で失いました

リカバリーコードをお使いください(→ 22.)。両方を失った場合はお問い合わせください。

Q. スマートフォンでも使えますか

ブラウザで動作します。ただし用語集エディタや本番用シートは横に広い画面を前提にしているため、準備はPC、当日の確認はスマートフォン、という使い分けをお勧めします。

26. 問い合わせ Contact

ご質問・不具合のご連絡は support@terpprep.com まで。不具合の場合は、(@は全角です。ご利用の際は半角の @ に置き換えてください)何をしたら何が起きたかと、可能ならスクリーンショットを添えていただけると助かります。