TTerpPrep
日本語 · English

ユーザーマニュアル

最終更新: 2026-09-06
プレビュー公開版(2026-08-22 予定)。 この期間の登録は招待制のみです。一般公開(時期未定)で登録画面からの 登録を開始する際に、1章を改定します。スクリーンショットは未撮影です。
目次
Part 1 — はじめる
  1. アカウントを作る
  2. TerpPrepの考え方 — 案件と用語ライブラリ
  3. 最初の1件
  4. 画面の見取り図
  5. おまかせモードとカスタムモード
Part 2 — 準備する
  1. 資料を入れる
  2. 資料がない案件 — アジェンダから始める
  3. 用語集を仕上げる
  4. 背景ブリーフと資料要約
  5. べた訳
  6. マインドマップと「AIに聞く」
Part 3 — 本番で使う
  1. 本番用シート
  2. 用語を調べる(どの画面からでも)
  3. 読み上げ
  4. 暗記モード
Part 4 — ためる
  1. 案件を終える — 昇格仕分け
  2. 用語ライブラリ
  3. 取り込みと書き出し
Part 5 — 守秘とデータ
  1. 何が送られ、何がいつ消えるか
  2. 送らずに使う — 匿名化とAIなしモード
  3. アカウントの安全
Part 6 — プランと請求
  1. プランの確認・変更・解約
Part 7 — 困ったとき
  1. TerpPrepにできないこと
  2. よくある質問
  3. 問い合わせ
Part 1
はじめる
最初の30分で読むところです。ここだけ読めば1件は通せます。

1. アカウントを作る Sign up

現在は招待制です。お送りした招待URLを開いてパスワードを設定すると、アカウントが有効になります。クレジットカードの登録は不要です。無料プランのまま、機能はすべてお使いいただけます——月に作れる案件の数だけが違います(→ 22. プラン)。

最初のログインのあと、短い案内が2画面出ます——使い方のモード(→ 5.)と、表示名言語ペア(日→英/英→日)です。どちらもあとから設定画面で変えられます。

2段階認証(推奨): 設定画面から、認証アプリを使った2段階認証をオンにできます(→ 21.)。クライアントの資料名や用語が入るアカウントなので、有効にしておくことをお勧めします。

2. TerpPrepの考え方 — 案件と用語ライブラリ Concepts

案件(Assignment) — 個々の通訳案件です。資料を入れて、用語集・ブリーフなどの成果物を生成する単位です。

プロジェクト(Project) — 案件をまとめる親フォルダです(任意)。数日にわたる会議や、同一クライアントの連続案件に。ダッシュボードの「新規プロジェクト」から作成し、プロジェクトのページで「このプロジェクトに案件を追加」を押すと、クライアント・タグが初期値として引き継がれた案件作成フォームが開きます(変更は自由)。単発の案件はプロジェクトなしで作れます。プロジェクトの下に作れるのは案件だけです(2026-08-20。「⚡直接入力から始める」は廃止)——資料は案件に入れるものなので、案件を作ってから「+ 入力追加」で入れてください。

用語ライブラリ(Glossary) — 案件をまたいで蓄積される、あなたの用語集です。2種類あります(2026-08-19に3種類から変わりました)。

案件を作るときにクライアントを選ぶと、そのクライアント専用の用語集と、そのクライアントに渡してある共有の用語集が合成されて参照されます(どの共有用語集を渡すかは、クライアント画面で一度決めれば以後ずっと効きます)。資料から抽出された用語のうち、既にあなたのライブラリにある語には ✓ が付き、過去の訳語が優先表示されます。使えば使うほど、次の準備が楽になる——これがTerpPrepの中心的な仕組みです。

ヒント: 同じ用語が複数の用語集に別の訳で存在する場合は、狭い方が勝ちます(クライアント専用の子 > クライアント専用 > 共有の子 > 共有)。クライアント社内の独自用語が業界標準と違う、というケースに対応するためです。
用語集は入れ子にできます(親子2階層まで・孫はありません)。親を渡せばその子も一緒に読まれますので、「ServiceNow」の下に「ITSM」「CMDB」を置いておけば、渡すのは親ひとつで済みます。

3. 最初の1件 Quick start

  1. ダッシュボードの「新規案件を作成」を押します。
  2. 案件名・実施日・形式(同時/逐次)を入力します。
  3. クライアント/製品を選択します(初めてのクライアントなら、その場で名前を入力して新規作成できます)。
  4. 用語集の選択はここにはありません(2026-08-19に廃止しました)。どの用語集を読むかはクライアントについての事実なので、クライアント画面で一度だけ設定します——同じクライアントの案件のたびに同じ質問に答える必要はありません。クライアントを設定しない案件は、共有の用語集をすべて参照します
  5. 「作成」を押すと案件のページが開きます(2026-08-20から)。案件を先に登録しておいて、資料が届いてから入れることもできます。資料を入れるときは「+ 入力追加」から入力画面へ、投入して「次へ」(→ 6.)。
  6. 出力画面で、作りたいもの(用語集・べた訳・資料要約・背景ブリーフ)を選んで「実行」。選んだものが1回のバックグラウンド処理でまとめて生成されます(数分)。完了を待たずに案件ページへ戻れます。
  7. 用語集エディタで内容を確認・修正し(→ 8.)、Excel/CSVで出力するか、本番用シートを生成します(→ 12.)。追加の資料は案件ページの「入力追加」からいつでも投入できます。
終わった案件は片付けられます: 案件ページの「🗄 アーカイブ」を押すと、その案件は一覧から外れます。その場で消えるわけではありません——中身はそのままで、一覧上部の「🗄 アーカイブ済み」から開いて「元に戻す」でいつでも戻せます。
ただしアーカイブに置いたままの案件は、アーカイブから1年で削除されます。削除の1か月前にメールでお知らせし、削除予定日はアーカイブ一覧の各案件に表示されます。残したいものは「元に戻す」だけしてください(それだけで1年の計算はやり直しになります)。用語ライブラリに登録済みの用語は削除されません——用語は案件ではなくライブラリのものなので、案件が消えても残ります。消えるのは案件そのもの(その案件の用語リスト・ブリーフ・資料要約・べた訳)です。
資料の保持について、先にお読みください: アップロードした原文資料は、生成を実行するとすぐにサーバーから削除されます。実行しないまま置いた入力も24時間で自動削除されます。詳しくは 19. 何が送られ、何がいつ消えるか

4. 画面の見取り図 Where things are

場所あるもの
ダッシュボード直近の案件、生成の進行状況、全用語集の横断検索バー、クライアントとプロジェクトの一覧(作成もここから)
案件(タブ)案件の一覧。案件そのものの検索(名前・メモ・クライアント名・タグ)と、形式・実施日での絞り込み。アーカイブ済みもここから開きます
ライブラリ(タブ)用語集のツリー(クライアント/共有)、インポート、エクスポート
案件ページその案件の成果物(用語集・ブリーフ・要約・べた訳)と「入力追加」
画面右上 🔍用語を調べる窓。どのページからでも開きます(→ 13.
右上のユーザーメニュー設定、データ処理方針、ログアウト

5. おまかせモードとカスタムモード Flow mode

出力画面の見え方を2つから選べます(設定 →「モード」、またはヘッダーのモード表示をクリック)。

モード出力画面の見え方向いている人
おまかせ選択肢を出さず、資料から用語集と資料要約を作りますまず動かしたい方、毎回同じ使い方をする方
🛠 カスタムすべての選択肢(成果物の種類、相手言語版、Web検索、匿名化など)を毎回選べます案件ごとに作るものが変わる方

このマニュアルはカスタムモードの画面で説明しています。おまかせモードでは、ここに書かれた選択肢の多くは画面に出ません(いつでも切り替えられます)。

Part 2
準備する
資料を入れてから、ブースに持ち込むものができるまで。

6. 資料を入れる Input

入力画面では、次の3つの方法で資料を投入できます。

方法受け付けるもの
📁 ファイルPDF / PowerPoint(.pptx)/ Word(.docx)/ Excel(.xlsx・.xls)/ テキスト / 字幕ファイル(.vtt・.srt)
📝 テキスト貼り付けアジェンダ、メール本文、書き起こしなど
🔗 URLウェブページ(本文のテキストを読み取ります。ページのタイトルが資料名になります)。複数可——「+ URLを追加」で欄を増やすか、1つの欄にカンマ・セミコロンで区切って貼り付け

ファイルは何回かに分けて選んでも足されていきます。間違えて選んだものは、一覧の右ので1件ずつ取り消せます(全部やり直すときは「ファイル選択をクリア」)。

動画を資料にしたいとき: 動画のページ(YouTubeなど)のURLは受け付けません——本文として取れるのは周辺の説明文だけで、話されている内容は入らないためです。字幕ファイル(.vtt / .srt)を保存してアップロードしてください。字幕の重複行はまとめられ、タイムコードは除かれます。

大きすぎてアップロードできないとき — 圧縮

「📁 ファイル」を選ぶと、「アップロード前に圧縮」というトグルが表示されます(既定でオン)。オンにして「📉 圧縮」を押すと、あなたのブラウザの中だけで、PowerPointの埋め込み動画を削除し、画像を縮小します。圧縮のためにファイルがどこかに送られることはありません。

画質を落として大丈夫なのか: TerpPrepが資料から読み取るのは文字だけです。動画も画像も、用語集・ブリーフ・べた訳・資料要約のどれにも使われません。そのため動画を削除し画像を縮小しても、生成される結果は変わりません

対応するのは .pptx / .docx / .xlsx です(PDF・テキストは対象外で、そのままアップロードされます)。動画の削除はPowerPointのみです。小さくならなかったファイルは元のまま使われます。

そもそも送りたくないとき

アップロードそのものを避ける選択肢が2つあります——匿名化(伏字にしてから送る)とAIなしモード(送らない)。20. 送らずに使うをご覧ください。

7. 資料がない案件 — アジェンダから始める Agenda

資料が直前まで届かない案件では、アジェンダ(議題のテキスト)を貼るだけで準備を始められます。

  1. 入力画面でテキストを選んで議題を貼り付けます(英語でも日本語でも可)。アジェンダがWordファイルなどで届いた場合は、ファイルのまま投入しても構いません。
  2. 出力画面でアジェンダコースを選びます(テキスト入力なら最初から選ばれています)。背景ブリーフ用語集を選んで実行すると、AIが議題の背景解説(ブリーフ)を生成し、そこから用語集も作られます(画面の矢印はこの順序を表しています)。
  3. ブリーフのパネルでは「Web検索で最新情報を補完」(オプトイン・既定はオフ)も選べます。モデルが知らない直近の情報を取り込みたいときにお使いください。
ご注意: この方法で作られるブリーフ・用語集は、クライアントの実資料ではなくAIの一般知識に基づきます。分野の用語体系を押さえるには有効ですが、固有の事実(数値・組織名・製品の詳細)は本番前に必ずご確認ください。

自分でプロンプトを書く

ブリーフのモードで「カスタムプロンプト」を選ぶと、その下に入力欄が現れます。欄は空で開きます——ここに書くのは指示だけで、投入した資料はその指示が適用される素材として一緒に送られます。「この資料から想定問答を作って」「登壇者ごとに論点を整理して」のように使えます。

出力はテキストです。音声・動画・画像や、Excel・PowerPointなどのファイルは生成できません。指示にそれらが含まれていた場合は、できる部分を書いたうえで、末尾に一行その旨が付きます。音声が必要なときは、生成後の画面の「読み上げ」をお使いください(→ 14.)。

8. 用語集を仕上げる Glossary editor

案件の用語集画面には、参照しているすべての用語集の語がひとつの表にまとめて表示されます。生成された用語集は叩き台です。プロの目で直した内容こそが、次の案件に効くあなたの資産になります。

用語集エディタの上部ツールバー。左から所属のドロップダウン、🔗グループ化、🖍マーカー、右端に削除ボタン。
用語集エディタのツールバー。行を選ぶと有効になります。

所属と「登録あり」

各行の所属列には出どころのバッジが付きます: クライアント名 共有の用語集名 この案件のみ・新出📚列(=登録あり)のチェックは、その語があなたの用語ライブラリに登録済みであることを意味します。

幅の狭い列は見出しをアイコンにしています——📚登録あり#登場回数(資料中に何回出てきたか)、重要度🔗グループ🗑削除です。見出しにマウスを乗せると正式な名前が出ます。

ソース列には、その用語がどの資料から出てきたかのファイル名が入ります(空欄は、資料中に見つからずAIが提案した語です)。

表示と並べ替え

編集

複数行をまとめて操作する

行左端のチェックボックスで複数行を選択できます(Shift+クリックで範囲選択)。表の上のツールバーから、次の操作ができます。

マーカーを引いた語は、重要度が「高」でなくても本番用シートに載ります。マーカーは「この案件では絶対に必要」という手作業の判断なので、重要度の設定より優先されます。

9. 背景ブリーフと資料要約 Brief & summary

この2つは、内と外の両側から案件を押さえるための対です。

背景ブリーフ資料要約
書くこと資料に書かれていないこと(業界動向、登場する企業・製品の位置づけ、想定問答)資料に書かれていること(全体要旨、セクションごとの要点、文脈付きの数値・固有名詞一覧)
もとAIの一般知識。資料は論点を掴むために読むだけで、引用はしませんアップロードした資料そのもの
保存アジェンダコース: 削除するまで保存
資料コース: 7日で自動削除
7日で自動削除

ブリーフの末尾には「通訳者向け要注意点」が付きます。一般背景ではなく、固有名詞に紐づく意外な事実(資本関係、直近の変化、その企業固有の事情など)を優先して拾う欄です。

どちらも固有の事実(数値・組織名・製品の詳細)は本番前にご確認ください。1案件あたりの保存本数には上限があります(表示・編集はいつでも可能)。

保存と印刷

言語スイッチの横のボタンから印刷できるほか、PDFDOCXテキストで保存できます(ボタンの並びは両画面で同じです)。いずれもそのとき表示している版(メイン言語/相手言語/対訳)がそのまま出力されます。PDFは見出し・箇条書きを整えたA4レイアウトなので、ブースに紙で持ち込む場合はこちらが読みやすくなります。

相手言語版・対訳

ブリーフと資料要約は、メイン言語だけでなく案件のもう一方の言語でも作れます。出力画面の各パネルで「〇〇語版も作成する」にチェックを入れてください。作成後は画面上部の切替でメイン言語 / 相手言語 / 対訳を自由に行き来できます(対訳は段落ごとに左右に並びます)。

10. べた訳 Draft translation

資料の全訳ドラフトを、あなたの用語集と一貫した訳語で生成します。出力形式は2つから選べます。

出力形式内容用途
翻訳版ファイル(レイアウト維持)本文を訳文に差し替えた資料のコピー(PPTX / DOCX / Excel)。PPTXはスピーカーノートの翻訳も選べます投影スライドや配布資料に沿った内容把握
対訳原稿(DOCX)原文/訳文の2列ドキュメントブースでそのまま読む対訳原稿

対訳原稿は、ダウンロードせずに「プレビュー」から画面で読めます(翻訳版ファイル形式にはありません——原文を保存していないため、並べて表示できないからです)。

べた訳で同時通訳の練習をする

べた訳のプレビュー画面では、読み上げが原文の列だけを通しで読み、原文が終わったところで停止します。訳文は、もう一度再生を押すまで読まれません。

  1. ⚙ で「各行の後のブレーク」を選びます(なし / 1・2・5・10秒)。
  2. 読み上げを開始し、原文を聞きながら訳します。ブレークの間が、直前の行を訳し終えるための時間です。
  3. 原文が終わって停止したら、再生を押すと訳文の列が読まれます。ご自分の訳と照らし合わせてください。

べた訳の品質(2026-08-21)

べた訳は標準モデルで作られます。設定 → AIモデル「高品質」を選ぶと、日本語がより自然になります(時間は少し長くかかります)。べた訳だけの設定です。高品質は1サイクル10件・1件30,000字までで、超えた場合もべた訳は作られ(標準モデル)、べた訳の画面にその旨が出ます。

11. マインドマップと「AIに聞く」 Mind map & Ask

マインドマップ

ブリーフと資料要約の下にある「マインドマップを作成」を押すと、その内容を1枚の図に描き起こします。箇条書きをそのまま図にするのではなく、ブースで実際に口に出す語まで短くまとめるので、全体の構造を一目で掴めます。A4で印刷できるほか、SVG / PNG で保存できます。

AIに聞く

ブリーフと資料要約の画面には「💬 AIに聞く」があります。読んでいて分からなかったところを、その場で追加質問できます。

Part 3
本番で使う
当日、ブースと移動中のための機能です。

12. 本番用シート Live sheet

重要度「高」の用語・固有名詞の読み・数字を、現場持ち込み用のA4に凝縮したシートです。用語集の編集が終わってから生成すると効果的です。用語集画面の「🖨 本番シート」から開きます。

本番用シートの設定バー。掲載範囲、並び順、説明の表示(なし/1言語/両方の言語)、段組み、向き、文字サイズ。
本番用シートの設定。変えたら「更新」を押します。

13. 用語を調べる(どの画面からでも) Term lookup

「この単語、前にどう訳したっけ」は、別のものを読んでいる最中に出てくる問いです。画面右上の「🔍 用語を調べる」から、その場で調べられます——ライブラリのページまで行って戻ってくる必要はありません。

用語を調べる窓。検索欄の右に「✨ AI」と「📂 案件」の2つのチェックボックス、下に検索結果。
用語を調べる窓。タイトルバーをつかんで好きな場所に置けます。

14. 読み上げ Read aloud

移動中や手が離せないときに、「ながら聞き」で下読みできます。ブリーフ・資料要約・べた訳の各画面の「読み上げ」ボタンから始められます。

守秘義務について: 既定では端末内蔵の音声だけを使うため、読み上げのためにテキストが外部に送られることはありません。設定画面で「ネットワーク音声を使う」をオンにした場合のみ、選んだ音声の提供元(Googleなど)のサーバーへ読み上げるテキストが送られます。その場合も文章全体が一度に送られるのではなく、読み上げの単位ごとに区切られた短い断片が、そのつど個別に送信されます。

15. 暗記モード Practice

用語集画面の「用語を暗記する」から、カード形式で用語を覚えられます。AIは使いません(画面の中だけで動きます)。

用語ライブラリの各用語集ページからも同じように始められます(案件に紐づかない、分野ごとの復習に)。

Part 4
ためる
1件ごとの準備を、次の案件のための資産に変えるところです。

16. 案件を終える — 昇格仕分け Promotion

案件が終わったら、新出の用語をライブラリに仕分けます。これがTerpPrepで一番大切な習慣です。

仕分け先使いどころ
クライアント用語集へそのクライアント・製品に固有の用語(製品名、社内用語)
共有の用語集へ分野で汎用的に使える用語。AIの推定分野を選ぶと、その名前の共有用語集が自動で作られます
この案件のみこの案件でしか使わない語(登壇者名、一回限りの言い回しなど)。ライブラリには入りません。すでに登録済みの語をこれに変えると、ライブラリから外れます

仕分けは所属列のドロップダウンで選びます(AIのおすすめには★が付いています)。選んだ時点でその語はライブラリに登録されます。同じ所属にまとめたい語が複数あるときは、左のチェックボックスで行を選び、表の上の「所属」ドロップダウンで一度に指定できます。

ライブラリに残す価値のない語は、行の削除で表から消してください。全部をライブラリに入れないことがコツです——ゴミが混ざるとライブラリの質が下がります。

案件の画面が言うこと(2026-08-20)

名前のきまり(2026-08-20)

17. 用語ライブラリ Library

クライアント画面

クライアントは「誰のための仕事か」という記録です。ダッシュボードの左側にクライアントの一覧があり(タブはありません)、名前を押すとその画面が開きます。新規作成はその上の「+ 新規クライアント」から。

用語集と匿名用語集はこの画面にはありません(2026-08-21から)。ライブラリのツリーが同じことを別の並べ方で言っていたためです——並べ替えられるのはツリーの方なので、そちらに一本化しました。ライブラリでクライアントの枝を見ると、そのクライアントの用語集・読んでいる共有用語集・匿名用語集がすべて並んでいます。

匿名用語集(伏字辞書)

資料をアップロードする前に伏せる語の一覧です。2026-08-21から独立したページになり、クライアントごとに何冊でも持てるようになりました。

すべての用語(仕分けの机)

ライブラリの「すべて見る」から、あなたの全用語集を横断した1枚の表を開けます(2026-08-21から、入口はライブラリだけです——並べ替える相手の棚がある場所なので)。

18. 取り込みと書き出し Import & export

手持ちの用語集を取り込む

ライブラリ画面の右上「インポート」から、これまでに作りためた用語リスト(Excel / CSV / テキスト)を取り込めます。ファイルはドラッグ&ドロップでも指定できます。

読み取り方を3つから選べます。どれを選んでも読み取る用語は同じで、違うのは列の扱い空欄を埋めるかどうかだけです。

書き出し

Googleカレンダーから案件を作る(2026-09-06)

Googleカレンダーに入っている予定を、そのまま案件として立てられます。TerpPrepがカレンダーを読むのは、あなたが取り込み画面を開いたときだけで、案件になるのはあなたがチェックした予定だけです。裏で同期したり、勝手に案件が増えたりすることはありません。

手順(最初の1回)

  1. Googleカレンダー(PCのブラウザ)で、右上の歯車 → 設定 → 左の一覧から対象のカレンダーを選ぶ → 「カレンダーの統合」「iCal形式の非公開URL」をコピーします。
    ⚠️ このURLを知っている人は誰でもそのカレンダーを読めます。パスワードと同じように扱ってください。漏れたと思ったら、同じ画面の「非公開URLをリセット」で古いURLは無効になります。
  2. TerpPrepの設定Googleカレンダー にそのURLを貼り付けて保存します。受け付けるのは https://calendar.google.com/ で始まるURLだけです。保存後は末尾の数文字だけが表示されます。

手順(案件を作るたび)

  1. 案件リスト → カレンダー(月間ビュー)を開き、右上の 「📥 Googleカレンダーから取り込む」を押します。
  2. 今日以降の予定が日付順に並びます。案件にしたい予定にチェックを入れ、「選択した予定から案件を作成」を押します。
  3. 予定の件名が案件名日付が案件の日付になります。クライアント・言語ペア・モードなどは、できあがった案件の画面で設定してください。

知っておくこと

Part 5
守秘とデータ
クライアントに聞かれたときに、そのまま答えられるように書いてあります。

19. 何が送られ、何がいつ消えるか Your data

もの保持
アップロードした原文資料生成の実行と同時に削除。入力画面から出力画面までの間だけ、暗号化して一時保持されます
実行しないまま置いた入力24時間で自動削除
べた訳・資料要約・資料コースのブリーフ7日で自動削除(実質的に資料そのものであるため)
アジェンダコースのブリーフ削除するまで保存
用語集・用語ライブラリ・クライアント名暗号化して保存。あなたが消すまで残ります
「AIに聞く」の会話保存しません(ページを閉じると消えます)

より詳しい方針はデータ処理方針のページにまとめてあります。ログインせずに開ける公開ページなので、クライアントやエージェントにそのままお見せいただけます。

送る前に、毎回確認したい場合

設定 → データとプライバシーの「AIに送る前に確認する」をオンにすると、実行のたびにどのファイルが、どれだけの大きさで、どこへ送られるかが表示され、あなたが「送信」を押すまで止まります。

同じ画面の「べた訳と資料要約をダウンロード後に削除する設定を既定にする」をオンにすると、7日を待たずにダウンロードした時点で消える状態が既定になります(1回ごとに変更もできます)。

すでに作ってしまったものは、べた訳・資料要約の画面にある「すぐに削除する」で、7日を待たずにその場で消せます(元に戻せません。必要なものは先にダウンロードしてください)。

20. 送らずに使う — 匿名化とAIなしモード Without uploading

NDAの厳しい案件のために、2つの選択肢があります。

① アップロード前の匿名化(伏字)

入力画面の「匿名化してからアップロード」をオンにすると、登録した機密語をあなたのブラウザの中だけで置換し、伏字後のデータだけをTerpPrepに送信します。伏字前の原文は、TerpPrepのサーバーにも一切送信されません。

ボタンは「匿名化」と「次へ」の2段階です。

  1. インプット(ファイルまたはテキスト)を選び、「匿名化してからアップロード」をオンにします(既定はオフ)。
  2. 伏せたい語を追加します。置換後は [COMPANY-1] のような形式が自動提案されます(変更可)。数字・メールアドレス・電話番号・URLは「クイックパターン」からワンクリックで追加できます。
  3. 「🛡 匿名化」を押します。ブラウザ内で伏字処理が実行され、種別ごとのヒット数伏字後の中身が表示されます。この時点ではまだ何も送信されていません。
    あわせて、資料に埋め込まれた画像・動画・貼り付けオブジェクト、およびプレビュー用サムネイルの中身が空になります。伏字は文字を置き換える仕組みなので、顧客リストのスクリーンショットのような画像の中の情報には手が届かないためです。スライドの見た目や配置は変わらず、TerpPrepが読み取るのは元々テキストだけなので、成果物の内容も変わりません。
  4. 内容を確認します。ファイルは「テキストを表示」で中身を確認できます。「次の語がファイル内に残っています」という警告が出た場合は、必ず対処してください——伏字にできない場所(シート名・数式・ファイルのプロパティなど)にその語が残っています。
  5. 問題なければ「次へ」。伏字後のデータだけがアップロードされます。(伏せる語を追加・変更すると、確認していない内容を送ってしまわないよう、もう一度「匿名化」を押す必要があります。)

辞書はクライアントごとに保存されます。同じクライアントの次の案件で自動的に読み込まれます。案件を始める前に用意しておきたいときは、用語ライブラリのクライアント用語集ページにある「🛡 アップロード前に伏せる語」から同じ辞書を編集できます。CSVで書き出し・読み込みもでき、無料アプリ「Document Anonymiser」と同じ形式です。

匿名化の制約 — 必ずお読みください。

② AIを使わずに用語集を作る

①が「アップロードするための準備」だとすれば、こちらはそもそもアップロードしない選択肢です。

  1. 案件ページの生成セクションで「資料から追加」を開き、資料を選びます。
  2. モードの選択で、✨「AIで作成」ではなく🔒「ライブラリ照合のみ(AIなし)」を選んで開始します。

資料はお使いのブラウザの中だけで読み取られ、あなたの用語ライブラリと突き合わされます。資料に出てきた語が、あなたが決めた訳語のまま案件用語集に入ります。サーバーに送られるのは「どの用語が当たったか」という用語のIDだけで、資料の中身は一文字も外に出ません。AIを呼びません。

このモードができるのはすでにライブラリにある用語を拾うことだけです。新しい用語を見つけたり、訳語を提案したりはしません。ライブラリが育っているほど効くモードで、最初の案件ではほとんど拾えません。「AIありで作った資産を、AIなしで使い回す」ための機能とお考えください。

21. アカウントの安全 Account security

見た目を変える

設定 →「外観」から、配色文字サイズを選べます。設定はアカウントに保存されるので、事務所のPCでもブースのノートPCでも同じ見た目になります。

Part 6
プランと請求
金額と各プランの内容は料金プランのページにまとめています。ここには操作だけを書きます。

22. プランの確認・変更・解約 Plan & billing

設定 →「プランと支払い」に、次のものが並びます。

領収書は自分で取れます。「支払いの管理」に、過去の請求分の請求書と領収書のPDFが並びます。お支払いのたびにメールでも届きます。宛名を屋号や会社名にしたいときは、同じ画面の請求先情報を変更してください(変更後に発行されるものに反映されます)。なお当方は免税事業者のため、適格請求書(インボイス)の発行はできません——登録番号は記載されません。
解約してもデータは消えません。有料プランを解約すると無料プランに戻りますが、それまでに蓄積した用語ライブラリ・案件は削除されません。閲覧・検索・エクスポートは期限なくお使いいただけます(新しく作れる案件の数だけが無料プランの範囲に戻ります)。

同僚を招待する

同じ画面から、同僚をメールで招待できます。招待した方が有料プランに移ると、あなたの1ヶ月と、その方の初月が割引になります。件数に上限はありません。

Part 7
困ったとき
先に「できないこと」を置いてあります。多くの問い合わせがここで解決します。

23. TerpPrepにできないこと What it cannot do

仕様上できないことです。設定や使い方では回避できません。回避策がある場合は併記しています。

できないこと回避策
画像になっている図表を読むこと。論文などで表やグラフが画像として貼られている場合、その中の文字はTerpPrepからは見えず、用語集・資料要約・べた訳のいずれにも反映されません(該当ファイルには入力画面で警告が出ます。処理自体は止まりません)表の内容をテキストとして貼り付けてください
複雑なレイアウトのPDFを正しい順序で読むこと。2段組は判別しますが、3段組や段をまたぐ図表の多い資料では読み順が乱れる場合があります該当箇所のテキストを貼り付けてください
旧形式の .doc を通常どおり受け取ること(.xls は対応済み).docx で保存し直すか、匿名化をオンにしてください(→ 20.
音声・動画・画像や、Excel・PowerPointなどのファイルを生成すること。カスタムプロンプトで指示しても作れません(出力はテキストです)音声は読み上げ(→ 14.)を、資料の形を保った訳文はべた訳の翻訳版ファイル(→ 10.)をお使いください
動画ページ(YouTubeなど)のURLから話された内容を取ること字幕ファイル(.vtt / .srt)を保存してアップロードしてください
日英以外の言語ペア
パスワード保護されたファイルを開くこと保護を外して保存し直してください
削除された資料を後から見ること。原文資料は生成と同時に、べた訳・要約は7日で消えます必要なものはダウンロードして保管してください(→ 19.

このほか、1ファイル・1案件の分量、べた訳や再生成の回数などに上限があります。プランごとの数字は料金プランのページをご覧ください。

24. よくある質問 FAQ

Q. 生成が終わりません / 失敗しました

資料が大きい場合は数分かかります。完了を待たずに他のページへ移動して構いません(終わると画面右下に通知が出ます)。失敗した場合は再生成をお試しください。繰り返し失敗する場合は、対象ファイルの種類・サイズを添えてご連絡ください。

Q. 抽出された用語や訳語が微妙です

生成は叩き台です。エディタで修正してください——修正した訳語はライブラリに蓄積され、以後の案件とべた訳に反映されます。「拾ってほしい語が拾われない」「余計な語ばかり拾う」といった傾向は、ぜひお知らせください。

Q. アップロードが拒否されます

ファイルサイズまたは案件の合計分量が上限を超えています。まずアップロード前の圧縮(→ 6.)をお試しください——動画入りのPowerPointは、これだけで数分の1になることがあります。それでも収まらない場合は、重要なページを抜粋してアップロードしてください(意図的に、切り詰めて黙って処理する仕様にはしていません)。

Q. 過去の案件の資料をもう一度見たい

原文資料は生成後に削除されるため、TerpPrep上には残っていません。成果物(用語集・アジェンダコースのブリーフ)は案件に保存されています。

Q. 用語集を直したのに、次の案件に反映されません

案件の用語集エディタでの修正はその案件だけに効きます(クライアント固有の訳し分けのため)。ライブラリ側の訳語を変えるには、用語の詳細ページで編集してください(→ 8.)。

Q. パスワードを忘れました

ログイン画面の「パスワードをお忘れですか?」からメールアドレスを入力してください。ご登録のアドレス宛に、パスワードを再設定するURLが届きます。数分待っても届かない場合は迷惑メールフォルダをご確認ください。

Q. 認証アプリを機種変更で失いました

リカバリーコードをお使いください(→ 21.)。両方を失った場合はお問い合わせください。

Q. スマートフォンでも使えますか

ブラウザで動作します。ただし用語集エディタや本番用シートは横に広い画面を前提にしているため、準備はPC、当日の確認はスマートフォン、という使い分けをお勧めします。

25. 問い合わせ Contact

ご質問・不具合のご連絡は support@terpprep.com まで。不具合の場合は、(@は全角です。ご利用の際は半角の @ に置き換えてください)何をしたら何が起きたかと、可能ならスクリーンショットを添えていただけると助かります。